恋色模様

愛のないキス

「なに、演技勝負って」


「奏太は口だししないでっ!!」

「はは〜」

私は半分呆れる。

「好きな人だと思って、相手に告白して、キスするのっ!!もちろんあたしの相手はか・な・た♪」

「お前の場合は好きな奴じゃん」

「謙にぃはこの女ね!!」

私を指差す。

「はぁ!?//」

「なに?恥ずかしがってんの?謙かわぁい〜!!」

「れっ麗まで…まっ!よろしくなっ!」

謙は私に笑顔を贈る。

「うっうん!!!」
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