恋色模様
私が見ている夢。

正夢になるかもしれない。

なんとなくそんな気がした。


「いってらっしゃい、椎奈。またいらっしゃいね?麗ちゃん」

おばさんは私たちを外まで見送った。

椎奈がいてくれるから大丈夫。

くよくよしてる自分に終止符をうつ。

そう決めた。
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