恋色模様
「れいー?」

「!?っごめん!なんだった?次味噌煮込みうどん食べにいく?」

「………いく?」

「うどんね〜あんまり美味しいとこしらないなぁ…」

「そうじゃなくて!!」

ドキッ

何となく気づいてた。

「陽向くんのとこ」

怖くて、逃げようとした。

でも私は…椎奈と真実を知りにきた。

椎奈と一緒だから怖くない。

私はうなずいて、陽向にメールを打った。


<To陽向:久しぶり。今から時間ありますか?空いているなら、3時に陽向が私に連れて行ってくれたあの喫茶店で待ってます。 麗>


送信ボタンが震えて押せなかった。

真実をしる。

それがどうしても怖がった。

椎奈が私の手を握った。

私はそれを強く握り替えした。
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