白い花
"翔くん"と呼ばれる人。
幼なじみ
side花
「しょーおーくーん!」
私が呼んでいる人、
伊藤 翔(いとうしょう)。高2。
バスケ部のエースで優等生。
「おはよっ」
そして幼なじみ。
「はよ、花」
私は塚本 花(つかもとはな)。
同じく高2。
「今日ねー荷物いっぱいだから、ゆっくり歩いてーっ」
只今、登校中。
「はぁ…しゃねぇなぁ」
翔くんは私の荷物を2、3個持ち、私の持つ荷物はいつも通りの重さになった。
「えっ!?そんなに!」
「いーよ。お前が持ってるとトロいし」
…ごもっとも。
「いじわる…」
翔くんはおでこをツンとやって、
「いくぞ」
と、声をかけた。
私はそんな翔くんが大好きだった。
「しょーおーくーん!」
私が呼んでいる人、
伊藤 翔(いとうしょう)。高2。
バスケ部のエースで優等生。
「おはよっ」
そして幼なじみ。
「はよ、花」
私は塚本 花(つかもとはな)。
同じく高2。
「今日ねー荷物いっぱいだから、ゆっくり歩いてーっ」
只今、登校中。
「はぁ…しゃねぇなぁ」
翔くんは私の荷物を2、3個持ち、私の持つ荷物はいつも通りの重さになった。
「えっ!?そんなに!」
「いーよ。お前が持ってるとトロいし」
…ごもっとも。
「いじわる…」
翔くんはおでこをツンとやって、
「いくぞ」
と、声をかけた。
私はそんな翔くんが大好きだった。
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