白い花

「逃げるくらいだったら最初っから言うなよ…

花、大丈夫か?なんかされてない?」

「うん、翔くん過保護すぎだよ〜(汗)」

「だって心配だし…」

翔くんは口を尖らせて、ブスッとした。

ドキッ

急に胸が熱くなった。

「大丈夫!早く行かないと授業遅れるよ?」

くるっと翔くんだ向きをかえ、背中をポンと押した。

「ん〜〜〜〜、なんかあったらメールしろよぉ!」

「はいよ〜」

翔くんは視聴覚へ行った。

「伊藤くんかぁっこい♪♪」

「!!!!」
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