メモリー
『…ねぇ麗奈。あたしたちって親友だよね??』
言ってしまった後に少しだけ後悔。
だってもし、あたししかそう思ってなかったらどうしよう。
調子、乗りすぎたかな??
あたしは祈るような気持ちで、麗奈の返事を待った。
どうか、麗奈もあたしと同じ気持ちですように…。
そして、麗奈が口を開く。
「あったり前でしょ!!」
あたしはそれを聞いた途端、思わず号泣。
すっごく嬉しい。
今、あたしと麗奈は親友になったんだ。