メモリー

キーンコーンカーンコーン


その時、運悪くチャイムがなった。


おかげさまで、拒否する間もなく学活の時間は終わってしまった。





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『あーもう、どうしよう。』


今は帰り道。


あたしは隼人にぼやいていた。


もちろんその内容はリレーのこと。



『てゆうか隼人もフォロー入れてよ!!』


これは完全に八つ当たりだ。


隼人は何も悪くない。


そんなあたしの態度に隼人は困った顔をしていた。