メモリー
だから俺は弱音を吐かないように気をつけた。
俺が支えてやらなくては。
そう思った。
だから俺は笑顔でこう言った。
「またな。」って。
また会いたい、
という気持ちを込めて。
笑がその場にいなくなったら我慢してた感情が溢れてきた。
俺はその場にしゃがみこんだ。
その時、ふと目に止まったのが笑からもらった「遺書」だった。
なぁ、笑。
遺書を書くってことは、お前はもう死ぬつもりなのか??
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