メモリー
すると、一分もたたないうちに、返信がきた。
〈あたし、明日から学校行こうと思うんだけど…
よかったら帰り一緒に帰らない??〉
…まじで!?
前田のメールの文章を見て、思わずガッツポーズをする俺。
もちろん。喜んで帰りますとも。
〈もちろん。〉
…よし。送信。
俺はドキドキしながら、返信をまった。
~~♪
さっきと同様、一分もたたずに携帯がなる。
〈よかったぁ。じゃあ、明日学校で。
お休み★〉
――ぱたん
俺は携帯を閉じるとポケットの中にしまい込んだ。