お隣さんの隣


死ぬっ!
酸欠で死んじゃう…っ



「も…無理」


『ぅわっ』



いきなりガクリと脱力した私を、燕君も急だったから支えきれなかったらしく、2人して床に倒れてしまった。


私はしりもちをつく形で、燕は私の腰を抱いて、片膝をつく形。




「はぁはぁ…」


ほてる顔ときれる息、それに近い距離にまわされた燕君の腕。



全部が恥ずかしくて、でもドキドキする。




『やりすぎましたか…?』

心配そうな目で私を見つめる燕君。


「大…丈夫っ」


『まぁゆっくり慣らしていきましょう』

「…はえ?」


『次の授業が楽しみです』





まさかこんなんが続くんですか…?


私本当に爆発しちゃうかも。






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