お隣さんの隣
燕君が俯いたと思ったら……
『5・4・・・・』
なんのカウントダウン!?
いきなり刻まれた秒数にテンパる私。
『3』
えっ!?
『2』
ちょっっ!?!?
『1』
『ゼ「燕君っ!?」
何が何だか分からなくて、0になってしまったら何がおこるのかって不安になって。
ついつい名前をよんでしまった。
「……?」
『ぷっ、本当馬鹿……』
はい?
『いやぁ、佐奈ならどうするかなって。焦って変に俺をからかうのも止めるかなって』
またなんか引っ掛けられた!!
頭の中は、カウントダウン前に止められた不発弾のようにスッキリしなくて。
『佐奈が悪いんですよ?』
「じゃあおあいこってこの話終わり!!!!」
なんか責められそうで危なくなったから強制終了。
こんな感じの馬鹿みたいな毎日を私達は変わらず過ごした。
(仮)をつけたまま。