DEATH GAME
「……うわ、超まぶしい」

あたしは思わず目を細める。


まだ五月なのに……
なんて日差しなの……




あたしは重いスクバと強い日差しのせいでヨタヨタしながらも、駅に向かって真っ直ぐに歩いた。






……そう、でもあたしはこの時気付くべきだったのかもしれない。


いつもと変わらない平和な日常。

暖かい日差し。


このごく当たり前な事が、そう長くは続かないという事に――……
< 4 / 10 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop