優しいが下半身の暴れる天才精神科医師と 危ない 精神病患者との 禁断の恋
俺様だって 医者であるまえに 一個の 人間だ
15才の なまめく ピンク色に 紅潮して ピンと 天空に そびえ立つ 乳房を 目の前にして 何一つ 感じえないとしたら 俺様の オスとしての 本来の機能は 麻痺している証拠だな
美しい この世の ものとも 思えぬ 美しさだ
アー 俺様も その 天使の化身のような 美しい肢体に 埋もれて 快楽の海を さ迷い歩きたいぜ
舌先で 指先で 唇で 臭覚で 天使の化身に
俺様の 本来の 本能の 赴くままに 溺れ死にたいぜ
俺様は 天使なんかじゃねえよ
医者である前に 単なる オスの 俺様が ムズムズと 全身の血流を 駆け巡る
俺様の本性が 俺様の オスが 俺様の 医者の 重たい仮面の下
燃えたぎるマグマの熔岩の 俺様の オスの 本能が蛇のように 鎌首を あげつづける
俺様は 神様じゃねえんだよ
薬物中毒の15才の 乙女に何があったかなんて 感傷にひたる間もなく 医者としての とるべき行為 胃洗浄を もくもくと こなす
15才の 裸体はまるで 俺様を 誘い込むかのように全身 ピンクに 紅潮している
丸裸だ
オイ どうにかならんのか俺様は 看護師長を 怒鳴りつけた
先生 一刻を 争います
かなりの 量の 薬物摂取で 一刻の猶予などありません
とにかく薬物を胃洗浄で取り除かないことには 生命の危険がありますよ
分かってらあ そんなことはよう
おまえだって若い男の 裸体を見て 何一つ 感じない 不感症の女じゃないだろうによ
あんたが 特別室の空き部屋で 院長と よろしくやっているのを この病院で知らないものなんかいないぜ
病院のスタッフが あの 特別室を 院長と 婦長のラブホだと噂しているのを知っているのか
知らない訳ないだろうによ
あの 特別室の鍵 あんたと院長しか 開けられないんだよな
まあ あんたは ようするに 俺様より 偉い訳だよな
胃洗浄に とりかかりますよ
なかなか チャーブが入らなくて そのたびに ふんわりした マシュマロみたいな ピンクの 乳房が ゆさゆさ 揺れるんだよ
< 486 / 499 >

この作品をシェア

pagetop