我ら アホガク バレーボール部
「あのさあ」
うん
「直ちゃんさあ」
うん
「ちょっと甘えてんちゃう」
・・・・・
えっ・・・
「おばあちゃんに強引に就職させられたとかさあ」
「ヤンキーとアホばっかりやとかさあ」
「そんなんあっても一応自分で決めたことやろ?」
うん・・・
「それやのにさあ」
「あたしにそれをグチってどうすんの?」
いや グチるっていうか・・・ その・・・
「男らしくないっていうかさ あたしだってな 社会人やねんで」
「そりゃあ学生の時とは違っていろいろあるのはあたりまえやん」
「だけど なんとか毎日頑張ってるんやで あたしだって 大学のときのみんなだって」
俺はなにを言うてええか
わからんかったんで
しばらく沈黙が続いた
「ついでで悪いけど」
「ちょっと言うとくわ」
なに?
「あたし好きな人できたから」
はあ?
「直ちゃんとのことはちょっと考えさせて」
うん
「直ちゃんさあ」
うん
「ちょっと甘えてんちゃう」
・・・・・
えっ・・・
「おばあちゃんに強引に就職させられたとかさあ」
「ヤンキーとアホばっかりやとかさあ」
「そんなんあっても一応自分で決めたことやろ?」
うん・・・
「それやのにさあ」
「あたしにそれをグチってどうすんの?」
いや グチるっていうか・・・ その・・・
「男らしくないっていうかさ あたしだってな 社会人やねんで」
「そりゃあ学生の時とは違っていろいろあるのはあたりまえやん」
「だけど なんとか毎日頑張ってるんやで あたしだって 大学のときのみんなだって」
俺はなにを言うてええか
わからんかったんで
しばらく沈黙が続いた
「ついでで悪いけど」
「ちょっと言うとくわ」
なに?
「あたし好きな人できたから」
はあ?
「直ちゃんとのことはちょっと考えさせて」