我ら アホガク バレーボール部
帰り道 ~三郎~
「これでマジで またバレーボールやれるんやんな」
スミが言った
「そうやなあ やっと明日からやもんな」
ホワが言った
「でも 春高なんて絶対無理やって」
みっしぃーが言った
「おやつ五百円だけやろ」
木下が言った
最後の木下の発言はシカトして
まぁ 頑張ってみようや
カントクもさ
バレーボールぜんぜん知らんのに
やる気になってくれてんねんし
って言うたら
いちおう みんな
うなづいた
俺はちょっとだけ
嬉しくなった
アホガクに来て
なんとな~く
毎日過ぎていってたから
このまま卒業まで
ずっと
こんな感じなんかなって
思ってたけど
なんかちょっと
ワクワクしてきた
春高バレー
出場できるかなんて
今はわからへんけど
でも思いっきり
バレーボール
やりたくなってきた
俺はチャリを押しながら
走り出した
「おーい、ナカ~、どうしてんよ~?」
って言いながら
みんな走り出した
スミが言った
「そうやなあ やっと明日からやもんな」
ホワが言った
「でも 春高なんて絶対無理やって」
みっしぃーが言った
「おやつ五百円だけやろ」
木下が言った
最後の木下の発言はシカトして
まぁ 頑張ってみようや
カントクもさ
バレーボールぜんぜん知らんのに
やる気になってくれてんねんし
って言うたら
いちおう みんな
うなづいた
俺はちょっとだけ
嬉しくなった
アホガクに来て
なんとな~く
毎日過ぎていってたから
このまま卒業まで
ずっと
こんな感じなんかなって
思ってたけど
なんかちょっと
ワクワクしてきた
春高バレー
出場できるかなんて
今はわからへんけど
でも思いっきり
バレーボール
やりたくなってきた
俺はチャリを押しながら
走り出した
「おーい、ナカ~、どうしてんよ~?」
って言いながら
みんな走り出した