我ら アホガク バレーボール部
第1章 創部?廃部?
いきなり先生!? ~直介~
俺、戸田直介、26才
こんなことになった原因の
その日の記憶をたどってみる
ケータイが鳴ったのはまだ寒い3月の終わり頃だった
「あぁ、直君?おばあちゃんやけどね」
おばあちゃん、久しぶり
「あんた、仕事探しどうなん?」
う〜ん、やっぱ今厳しいやん。なかなか難しいわ
「せやけど、あんた。せっかく3年もオーストラリア行ってたのに」
そりゃそうやけど、なかなか決まらへんもんはしゃあないやん
「そうかいな。ほしたらな、おばあちゃんに提案あるねん」
は?提案?何それ?
「せっかく留学してたんやから英語使う仕事やで」
どういうこと?
「あんた日本の大学でも教員免許取っとったやろ?」
あぁ、おばあちゃんにも言われたしオヤジにも言われたから、一応取ったやつな
「あんた、先生やってみ」
はぁ?何言うてんの、おばあちゃん?
「おばあちゃんの知り合いの人のツテでな、高校の英語の先生の仕事見つけてきたったで」
はあぁ???
「明後日、会いに行くことになってるからな。朝10時におばあちゃんとこ来いや。それから一緒に行くで」
はあああぁぁぁぁ? 何それ???って勝手に決めんといてや!!!
「まぁ、とりあえず行ったらええがな。履歴書、明日中に書いときや」
ブツッ
ツーッ ツーッ ツーッ
おいおい なんやそれ!!!
ほんま、うちのおばあちゃんたいがいや。
でも、それにのってしもて
おばあちゃんとこ
行ってもうたんが
間違いの始まりやったなあ
こんなことになった原因の
その日の記憶をたどってみる
ケータイが鳴ったのはまだ寒い3月の終わり頃だった
「あぁ、直君?おばあちゃんやけどね」
おばあちゃん、久しぶり
「あんた、仕事探しどうなん?」
う〜ん、やっぱ今厳しいやん。なかなか難しいわ
「せやけど、あんた。せっかく3年もオーストラリア行ってたのに」
そりゃそうやけど、なかなか決まらへんもんはしゃあないやん
「そうかいな。ほしたらな、おばあちゃんに提案あるねん」
は?提案?何それ?
「せっかく留学してたんやから英語使う仕事やで」
どういうこと?
「あんた日本の大学でも教員免許取っとったやろ?」
あぁ、おばあちゃんにも言われたしオヤジにも言われたから、一応取ったやつな
「あんた、先生やってみ」
はぁ?何言うてんの、おばあちゃん?
「おばあちゃんの知り合いの人のツテでな、高校の英語の先生の仕事見つけてきたったで」
はあぁ???
「明後日、会いに行くことになってるからな。朝10時におばあちゃんとこ来いや。それから一緒に行くで」
はあああぁぁぁぁ? 何それ???って勝手に決めんといてや!!!
「まぁ、とりあえず行ったらええがな。履歴書、明日中に書いときや」
ブツッ
ツーッ ツーッ ツーッ
おいおい なんやそれ!!!
ほんま、うちのおばあちゃんたいがいや。
でも、それにのってしもて
おばあちゃんとこ
行ってもうたんが
間違いの始まりやったなあ