夢と恋のあいだ
「うるっせぇな!!」


戒の声で私も周りの人も唖然。





「俺ね、もうお前いらない。」









パシッ








戒の頬を叩く音が響いた。




「最低…っ!!」



そう言って泣きながら女の人は帰っていった。










…か、戒?






私はただ立ち尽くしたまま。






戒のあんな冷たい目、見たことがなかった。












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