夢と恋のあいだ
私は必死に走って、学校の裏庭に出た。



突進んでいくと何かにつまずいて、私は転倒。



藍沢達は私に気付くことなく通りすぎていった。





…た…助かった…。



「いてて…!」


下から声がして、見ると私は人をふんずけていた。



「うひゃあっ!?ごめんなさいっ!!」



「いてーな!コラ!」


その人の顔を見ると私はビックリ。



「こ、光汰さん!?」

「あれ?奈子チンじゃん。」



「何してるんですか!?こんなとこでっ!」


ここの生徒…じゃないよね?


「この学校弟通っててさー。頼まれ事あったからちょっと寄ったんだけど…気持ちーから昼寝してた。」


光汰は大きなアクビをする。




ここで昼寝するなよ。

てか偶然すぎデショ。



「奈子チンは追われてたねー。」


「はぁ…。なんかちょっかい出してくるんで…」





なんか気まずいな。


あんまりこの人知らないし…


てか怖いし…



すると光汰は急に笑い出した。



「ぶはっ!ビビっちゃってカワイーな!」


「はぁ!?ビビるに決まってんじゃん!そんなにチャラチャラして!!」



言ってから私は口を抑える。
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