REVERSI

京ちゃんの温度と空気は好きだけど、どこかでストップかけなきゃな、ってずっと思ってた。


「寂しくないし~」

「嘘ばっかりー」

「うわぁ、自意識かじょー」

「やってらんない」

「怒った?」


あたしを覗き込む綺麗なアーチを描く瞳。


怒る?わけないじゃん。


「京ちゃんとはもー寝ない」



これ以上は、頭の中詰め込めない。


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