REVERSI

――――――…

結局、半強制的に仕事を終えてハイテンションのツトムと肩を並べる。


本当に、帰りたい。意味分からない。




「どこ行きますか?俺いー店知ってます。そこ行きましょう」


うん、最初のあたしに向けたであろう疑問文はいらないよね。


「吉沢さん、驚きますよ」


ツトムは何かよくドラマで見るような企んでそうな嘘臭い笑みを向けた。



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