-永久の歌-〜恋〜
そして、その一日も終わった。

それから、あたしたちは、
6人で遊ぶようになって。
いつしか、6人で1つの集団になってた。

ゲーセン行ったり
プリクラ撮ったり
ファミレスでパフェたべたり
6人で

゙友達の関係゙

でいる事がなにより楽しかった。

でも、
司、泰訝、勇樹、晶は男。

瀬那とあたしは、女。

それに、ちょうど色々な事に興味を持つ年頃・・・。

6人の中でも
少しずつ、友達ぢゃない感情が生まれてきていた。

これが6人の関係を大きく壊す出来事になるなんて
思ってなかった。

あたしと瀬那は、
二人でいる時、
恋話をするようになってた。

『紫月〜好きな人いる?』
『えっ何いきなり』
あたしは、戸惑いを隠せなかった。
いきなりなんで?

『あたしさぁ・・・気になる人いるんだぁ』

瀬那、誰?
まさか・・・。

『えー誰よぉ?』
あたしは、予想してた。
考えたくなかったけど
心の中では、分かっていた。

『司・・・。』
やっぱり、予想通り。
あたしは、不安でいっぱいだった。
じつはと言うと
あたしも司が気になってた。
カッコイイのもあるけど
強いし、優しい、他の3人より、男っぽいし。
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