-永久の歌-〜恋〜

あたしは､司を取られるって言う不安ぢゃなくて､
瀬那との関係が崩れるんぢゃないかと心配だった。
『･･･き？･･ずきっ･?紫月??』
『あっゴメン。』

『聞いてた？』

『うん。聞いてたよ。司は、カッコイイもんね。瀬那なら大丈夫だからがんばりなよ。』
あたしは、まだ､司を気になってた状態で、
好きって訳ぢゃなかったから
瀬那を応援する事に決めた。
なにより、瀬那を失いたくなかったから･･･｡

『ありがと♪でも紫月･･･あんたも･･･司の事･･･』

えっ？
瀬那はきずいてたの？
でも､もう決めた事だから。

『ん？んな訳ないぢゃーん♪あたしは、友達として、司が好きなんだよー♪てか、みんな大好き☆』
あたしは、わざと明るく振る舞った。
これでいいんだよね？これで･･･｡

『ぢゃあ、恋愛的に好きな人はいないの？』

『いないよ。それにあたし恋愛したことないから､人を好きになるとかわかんないし』

『その気持ち､実際、恋に落ちたらわかるよ。』

瀬那はまた大人っぽいこといって〜

『まっとにかく司の事､頑張って♪』

『うん♪ありがと』

これで終わったと思ってた｡これからが始まりだなんて今のあたしは、知らなかった。