-永久の歌-〜恋〜
『晶が瀬那ちゃんをねぇ・・・たしかに、好きな人ができた!!とかは、言ってたよ-な。紫月ちゃんか、瀬那ちゃんだろうとは、きずいてたけどねぇ。』

たしかに・・・。
晶は、授業の時も後ろを振り返って
瀬那をずっと見てた事あった・・・。
プリクラの時も、瀬那の隣に行ってたし・・・。

今きずいても遅いけど・・・。
『でも瀬那ちゃんは、司が好き。晶の告白を断ったら、今までの仲良くしてた6人の関係が壊れそうで、嫌かぁ。』
皐月さんが困った顔をして答えた。
瀬那は、やっぱ元に戻れないのか・・・と言う顔をしていた。

『でも、晶にちゃんと断らなきゃ!!もし、好きでもない晶と付き合ったら、あとあともっと後悔するよ?それに、うち、6人は、何があってもバラバラにならんと思うよ。なったとしても、また、戻れると思う。』
皐月さんは、先の事がわかってるかのように、瀬の頭を撫でながら言った。

『はい・・・。わかりました。ちゃんと自分の気持ちを言ってきます。』

瀬那・・・あんたは、強いなぁ。
やっぱ、昔から、そういうとこ、憧れる。

そして、放課後瀬那は、
晶を呼び出して、
付き合えない。と伝えた。
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