【X'mas 特別短編集】

「あの、」

「あっ」

その女の子と僕の声、
そして目が会う。

「僕、好きなんだよね。君を」


クリスマスの
イルミネーションが光る街で
告白していたら
さすがに何人か振り向いた。

「彼女は…?」

「別れるよ」

僕は間違っていた。
本当に"君"の幸せを
願うなら、
自分の手で"君"を幸せに
するよ。
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