恋Di~恋の日記~
みっちーの家。

私と裕紀とみっちーだけの部屋。



『俺、お菓子持ってくるゎぁ。』

と言って、部屋を出て行くみっちー。


少しにやけてる。

それも腹立つ。


2人だけの部屋。

沈黙が続く。



裕紀は、ゲームを始める。←古いけど、ゲームボーイ。

みっちーが帰ってくる。


『早く手つなげよ』



『だって、ゲームやってるから、ひとつ手なくなったらできないじゃん。』


『別に大丈夫だよ。』

そう、優しい小さな声で言った。

『でも…』
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