恋Di~恋の日記~
『帰ってよ!!』


『はははっっ』





環波と顔を見合わせて、玄関に向かう。


あいつら3人のくつを外に出して、自転車もうちの土地ではないところに出す。





帰ってという行動。





『帰って!!』




『分かったわ。』




裕紀は怒った感じの声でそう言った。



私はちょっと怖かったけど、


帰るところを手を振って見送った。




裕紀はひとりで怒って行ってしまう。


みっちーと亮はなんでぇ?待ってよぉって不思議に思っている。




帰り際。



裕紀は自転車に乗って…こう言った。






『もう、お前のうち、来る事ないかもしれんよ。』
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