secret game
車に乗り込んだ。


車はどんどん森みたいな所へ走っていく。


心臓がドキドキしてくる。


「つきました。」


「ここ……」


白い大きなお屋敷みたいな家だった。


車のドアが開いた。


「あっ…」


足がすくんで動けなかった。


「大丈夫ですか?」


運転手の方が私に手を差し伸べてくれた。


「ありがと…う」


その手は暖かくて、不安が消えた。
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