secret game
「桜?今日、千春のとこにお泊まりしてて、いい子で待っててくれない?」
「ちぃちゃんとこ行くの?」
あたしは頷く。
「……さくらのことおいてきぼりにしないでね?」
あたしは桜を抱きしめた。
「ママがんばるね」
抱きしめる力を強めた。
ピンポーン、ピンポーン
「桜いらっしゃーい♪」
「じゃあ、千春よろしくね…桜行ってくるね〜!いい子にしてるんだよ!」
そう言って千春の家を後にした。