secret game
「あんたの部屋は……」
「おい」
腕をつかまれた。
「なによ」
「海也」
は?
「だから、海也」
「だからそれが?」
「俺の名前、あんたじゃない。海也って呼べよ」
海也は腕をはなす。
「いや。」
すると、海也は強く私の腕を引っぱり、胸の中におめた。
「ちょっ!なにすんのよ!!」
「海也って…よぶ?」
いちいちやることがエロい!!!
「よぶよぶよぶよぶよぶ!!!だから離せ」
「名前呼んだら離してやる」
温かい。
海也の腕の中がほっとする。
離してほしくない。
名前を呼ぶのも恥ずかしい。
好都合じゃん!