愛の毒が廻る頃には 【超短編集】

『私から
   あなたへ』

私は、少年の様にはにかんで笑ったあなたの顔が大好きなのです。

私があなたの前で果てる時、あなたはとても優しい顔をしますね。

そんな優しい顔は見たことが無かった。

だから私は何度でも、あなたの前で恥ずかしさも忘れる位に愛の絶頂を迎えて果てたいのです。

あなたが愛してくれる私の体が、どこまでも永遠に愛おしいのです。



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