好きな人の好きな人[短編]

何か…下の名前で呼ばれると…

変な感じ…。

不意に、成汰先輩が隣に座った。

「ここのベンチ、俺の指定席なわけよ。」

「あ…そうなんですか。」

「こっから見る夕日、最高だぜ?」

「へぇー…あ!夕日だ!」

「えっ?どこ!?」

「あそこ!あそこですよ!」

「うわ…マジだ…。」

二人で見る夕日…。

ちょっとした、発展なのかなー…
なんて、思ったりもした…。

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