俺とお前と宇宙たわし

「・・・キウイ食わねぇの?」



「ん?どっちでも良いけど?」



宇藤は弁当を食べながら答えた。



「・・・俺 食いてぇんだけど」



「そーか。じゃあ今日、一緒に帰って俺んちで食べようぜ」



「わかった」






帰り道、2人は宇藤の家に向かって歩いていた。



「でさ、このたわしの丸み、色合い、手触りすべて満点だと思うんだ」



「・・・お前さっきからそればっかだぞ。もう24回目だ」



「あれ、そんなに言ったっけ」



「言った」

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