俺とお前と宇宙たわし
「また百均行ってきたのか?」
「あぁ、行ったよ。でも今回は何も買ってない」
「・・・そんな冗談通じねーぞ。じゃあその持ってる袋はなんだよ」
「あぁ、これは・・・」
そう言って、宇藤はたわしを店員がくれたことを説明してくれた。
「へぇ・・・良かったな」
「そうだよな。俺さ・・・いや、なんでもない」
「言えよ、気になるじゃねーか」
「だってぜってー馬鹿にするもん!」
「・・・しねーから。早く言えよ」
「ほんとかよ?」
「おぅ」