俺とお前と宇宙たわし
「おら。戻るぞ・・・その棒は正しいんだろ?」
後ろを向いて突っ立っている宇藤に話しかける。
『ほらっ!早くぅ!!』
たわしも、YOU-Iも待っている。
宇藤は振り返り、笑顔になった。
「・・・みんな・・・!!」
『全く、気持ち悪い~』
「はぁ・・・きも・・・」
「なんデス、キモイデスね」
「!!ユーイまで!」
宇藤は泣きそうになっていたけど、嬉しそうだった。
みんなに認められた、ってことだな。