俺とお前と宇宙たわし





「また・・・分かれ道デス」



先頭を歩いていたYOU-Iが言った。



さっきと同じ道を引き返してきただけなのに・・・



分かれ道あったのか・・・。



「よぉーっし☆ こいつの出番だ!!」



宇藤が棒を出す。



たわしとYOU-Iは、呆れた、と言っているが、笑っていた。



とん、っ




棒が指したのは左。




「こっちだぞー!」



さっきまで後ろに居たくせに・・・




まるで自分がリーダーかのように俺らを引っ張っていく。



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