俺とお前と宇宙たわし


「面白い男だ「ぅわああぁああっ!?」



宇藤が叫んだ。



『なによ、もう。・・・あら、高~い』



目の前にはつり橋。



「俺高いの無理なんだよ!!」



宇藤は怯えた顔をしていた。



『全く!だらしないわ!!あんたが今まで引っ張ってきたんだから!ほらっ ほらっ』



たわしは短い足で宇藤のことを蹴っている。




「やめろぉおおぉっ」




たわしにそそのかれて、宇藤はどんどんつり橋を進んでいる。



「・・・ったく。ちゃんと高いとこ歩けてるじゃねーかよ」




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