ゆぁ★の道
今日も寒くて凍えそうな気温。
廊下側の席に座っている優亜にとって、まったくもって不愉快なのです。
ああ、訂正します。
『廊下側の席』だから寒いのではありません。
『廊下側の席のすぐそばのドアがない』からです。
なぜないかって?
昨日、吹き飛んだからです。
何を考えたのか、とある阿呆な男子がドアに突進。
もちろんの事ながらドアは無残に飛んで、
ガシャン
という擬音とともに壊れました。
それからというもの、風がひゅうひゅうと優亜との隣を通り抜けます。
暖房の立場なしです。