先生……
「はい、そこまで。
隣りと交換して下さい。

1の①A∪B={1、2、3、4、5、6、7、8}
②A∩B={2、8}
2の……………………。」

…………終わった。

「はい、山本さん。」

苦笑いされちゃったよ。
そりゃあそうだろうけど。

白紙なんだもん。

0点なんだもん。(泣)

―――――

「∪は和集合と言い、。少なくとも一方に属する要素全体の集合です。
∩は共通部分と言い、両方に属する要素全体の集合です。
だからA∪Bの場合Aの数≦A∪B、Bの数≦A∪Bになります。
またA∩Bの場合Aの数≧A∩B&Bの数≧A∩Bになります。」

なるほど。

数A担当の室田の授業は全然だけど、沖田先生のはすごく分かりやすい。
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