一生一緒
イイ気分で教室に戻り、出席やら話や学校の注意など先生から聞かされた。



その中でも一つ私をイライラさせるものがあった。



それは、私の隣の席でさっきからずっーーーとうつぶせで寝ているこの青年。



実は私、自分で言っちゃあなんだけど真面目だから、こういうの嫌い…

ちゃんと話聞いてって
先生も一生懸命話してるんだ!

ってなことを言えるわけもない・・



名前は・・・“高木修”だっけ?
よく知らんけど。

ニットの帽子をかぶっている茶髪で短髪(ぼうず?)男。
背は大きい方。

うつ伏せでわからんけど、顔をぜひ拝見して、



それでもってちゃんと言いたい


「…あの…」
「うるせぇ」

せっかく勇気をもって話かけたのに…

この一言がさらにイライラをさせた…

せっかく人が心配してあげてるのに!!



本当に西嶋先輩とは比べ物にならない。

先輩のあの笑顔を浮かべにニヤニヤしてしまった。

きもっ自分きもっ
< 20 / 41 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop