一生一緒
なにかがはがれる・・いや・・・なんだろ、髪の毛が抜けるみたいな音がした。





「いってえええええええ」



その音とともに前にいた男の人が叫んだ。



ど、どうしたんだろ…

不安もあったけど
私も降りた。


まだ男の人が叫んでるけど、私たちは気にせずその場を去ろうとした。


が…


「おい、待て!!」
腕を掴まれた。


「え?」


振り返ると、さっき叫んでいた男の人が私の腕をつかんでいた。
「なに?美海になんかよう?」




その男の人は顔がすごく整っていて、一言で言えばイケメンだった。
年は高校生くらい。金髪の髪の毛が目立っていた。



ま、まさか・・・ナンパッ?



「あの、お断りします!!」
「は?何言ってるんだよ」



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