Amazing kiss




夏休みになり、塾の夏期講習が始まった。



『また高島先生じゃん‥。』


最近、真奈美先生が見当たらない。



あたしの担当も、いつの間にか高島先生になっていた。




でもあの模試の日以来、かなり話す仲になっていたし、奈津が塾に入ってきてからもっと騒がしい自分を出せるようになっていたから、もう男の先生は慣れていた。





ただ真奈美先生と全く話せない日が多かったから少しだけ残念な気もする。





『奈津ー、今日一緒だよ!!!』


「まじ!!??
 やったね~♪♪♪」




高島先生の教える中、あたしたちはその日かなり盛り上がりながら授業を受けていた。





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