Amazing kiss




「ねぇ、宿題終わった?」


授業が終わり、

あたしの席に奈津がトコトコと歩いてやってきた。



『まだだよぉ‥。
 高島先生が宿題多く出すから終わんないわぁ』

「かもねぇ☆」


クスクス笑う二人の横で、書類を書いていた高島先生がクルッと向いた。




「俺のせいかよぉ」


『だってそうじゃ~ん』




夏休みも、

いよいよ明日で最後。





本格的に受験への進路が進もうとしていた。





< 70 / 89 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop