=キング of ビースト=
「…。」
これは侮辱されているのだろうか?
「直也、那妃にはぴったりの方なんだね。」
「…知らね。」
3人目は総長の直也さんだった。
夜琉が私の肩に腕を回した状態でみんなに指示した。
「座れ。」
「ごめんね、わざわざ。」
璃玖が翔さんと直也さんに申し訳なさそうに言った。
「あー気にしないで下さい。暴れるの久々なんでみんな楽しみにしてます。」
翔さんがニコニコしながら答える。直也さんは腕と足を組み目を瞑っている。
様になっているその姿はかっこいい。