=キング of ビースト=
「大丈夫だよ。むしろ由莉ちゃんが居ないと、みんなテンション下がっちゃうし。」
苦笑いしながら言う璃玖に
「ごめんね。」
と謝った。
「えっ!?なんで謝るの?」
「璃玖に酷い事言ったし。」
ー夜琉を止めてもいないのに偉そうな口聞かないでー
私の頭の中でリピートされる。
「ああ、あれは由莉ちゃんの本心じゃないことぐらい分かってるし♪」
「ありがとう。」
璃玖の優しさに泣きそうになった。