僕等がみた空の色






『弾かなくてもいいから!』



この言葉に甘えてもいいのかな。


息を切らしながら何度も考えた。


暗闇は思ったより重くて、あたしを押し潰そうとした。



その度に結城の声が聞こえた。



君は何を知ってるの?


教えてくれるかな、君に応えたら。







< 72 / 275 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop