恋する美容師
チャイムがなった途端
「さぁきぃぃ~♪」
大きく手振って満面の笑顔であたしに近づく真李
「え?もう放課後?」
ぼーっと真李のこと
考えてたから授業あっさり終わってしまった
「うん♪
なんか考えごとしてたの?なになに?」
「そーだよ。
真李が可愛いなぁ~って」
意地悪そうにあたしは
笑顔で言った
すると
「えっ???/////」
一瞬真っ赤になる
真李の顔
「も~冗談でしょ?」
冗談じゃねぇよ(笑)
本当に考えてたし
でもあたしは
「ははっ!さあね?」
って言った
本当にあたし素直じゃない
あたしはカバンをもった
「いくんでしょ?
お兄さんの仕事先」
「ぇ..あぁ、うん!!」
あたしたちは
真李のお兄さんのバイト先に向かった