いつまでも大好きo

「じゃあこれでカラオケ終わりま〜す。
花火やるからみんな外出てくださ〜い。」

そう言われ、カバンを取りに後ろの方に戻る。

「じゃあたし行くから。」

「は〜い。
頑張って。」

行っちゃった。

片付けは演劇部の仕事みたい。

出口に向かっていると近くにたかがいることに気付いた。

たかも気付いたみたい。

目が合って笑うあたし達。

なんか恥ずかしいし緊張するな…。

あたし達は得に話もしないで外に出た。

「どこで見る??」

「え、あ、どこでも。」

あたし達はテキトーに場所を見つけて座った。


隣にいるのが啓くんだろう。

なにか話さなきゃ…。

でもなに話せば…。



< 56 / 87 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop