いつまでも大好きo
「じゃあこれでカラオケ終わりま〜す。
花火やるからみんな外出てくださ〜い。」
そう言われ、カバンを取りに後ろの方に戻る。
「じゃあたし行くから。」
「は〜い。
頑張って。」
行っちゃった。
片付けは演劇部の仕事みたい。
出口に向かっていると近くにたかがいることに気付いた。
たかも気付いたみたい。
目が合って笑うあたし達。
なんか恥ずかしいし緊張するな…。
あたし達は得に話もしないで外に出た。
「どこで見る??」
「え、あ、どこでも。」
あたし達はテキトーに場所を見つけて座った。
隣にいるのが啓くんだろう。
なにか話さなきゃ…。
でもなに話せば…。