いつまでも大好きo

キョロキョロしてると、たかがセーター片手に走ってくるのが見えた。

「はい。」

「ありがと〜。」

あたしはすぐたかに借りたセーターを着た。

「てか、寒くない??」

「俺は大丈夫。
あ、送る??」

これはまたとないチャンス。

たかの言葉に甘えて送ってもらうことにした。

「部活大変だね。」

「大変だよ〜。
早く帰りたいのにさ。」

「それはしょうがない。」

「だって草むしりだよ??
頭にボール当たったし…。」

「ははっ。
大丈夫??」

「うん、痛かったけどね。」



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