いつまでも大好きo
あたしは沈黙にならないように必死で話題を作った。
だって、せっかく一緒にいるのに話さないなんてなんかもったいないよ。
それに気まずいのも嫌だし。
あたしの家まで、気まずい雰囲気になることはなかった。
あの怖い道までは…。
「手、繋ぐ…??」
「えっ!?
うん。」
実は、たかは女の子と手を繋いだことがないらしい。
だから、きっとあたしが初。
たかが照れながら言うから、あたしまで照れてしまう。
「俺さ、彼女と別れたんだ。」
「え??なんで??」
「ん〜まぁ色々かな。」
「そっかぁ。」
びっくりだった。
こんな急に言われるとは思わなかったから。
でも正直嬉しい。