冷たい男
泊まり二日目
二人寝てばっかで起きたのは夕方すぎ。
昨日つくった残りを食べてカラオケへ。
…行かなければよかったのに。
カラオケでちょっぴりオンチな歌をききながらもたまにラブソングを歌ってくれるからキュンとする。
ガチャ
いきなり乱入者はきた。
高校の同級生としらないキレイな子。
一時話して彼らはでていった。
アイツは言った。
「あの子がすき。」
だと。
意味がわからなかった。
もちろん、私にたいしてそういう気持ちがないのはなんとなくわかっていた。
それでも隠していてほしかった。せめて、私が帰るまで。
アイツはさらに言った。
あっちにちょっと行ってきていいかと。
いいよ。
って言うしかなかった。